フリーランスエンジニアの選択する健康保険

フリーランスエンジニアの保険選びにおいて第一の候補になる国民健康保険ですが、これは後期高齢者支援金分の保険料を払わなければならないという点が重要になります。
独身で20代の場合には比較的安く済みますが、40代で家族がいるような例だと保険料が高くなってしまいます。それだけでなく、自治体によって保険料も違ってきたり、退職1年目は前の職場の所得に応じて保険料が決定されるという点もあり、負担額が高くついてしまわないように注意しなければなりません。

しかし、フリーランスエンジニアは文芸美術国民健康保険に該当するため、こちらに加入するという選択肢もあります。大きな特徴は保険料が一律なことです。所得がどれだけ多くともそれに応じて保険料が決定されることはないため、ある程度の所得を持っていたり、家族がいる人はこちらの保険に加入するほうが安い保険料ですむことになります。

一方で、保険料以外に会費を支払わなければならないケースが多いので、保険料と会費を合わせた上でどれだけの負担になるかを事前に調べておく必要があります。これまで会社に勤務してフリーランスに転向したという人は、社会保険を任意で継続していくという方法もとれます。しかし、2年という任期が存在するだけでなく、事業者と折半していた保険料は全額自己負担しなければならないというデメリットがあるため、結局自ら保険を選択して加入しなければならないという点は変わりません。
今後、独立を検討しているという方は、起業後の健康保険加入の重要性に加え、手続き方法などをしっかり把握しておく必要があります。

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